日付:2026年06月10日
◼️本来の目的に立ち返って考える
「お客様のために」という想いで始めたはずなのに、
気づけば自分たちの都合や利益を優先した方向へ
進んでしまうことがあります。
チームで仕事をしていると、
このような場面は決して珍しくありません。
だからこそ、目的から外れた行動を防ぐためには、
いつでも原点に立ち返れる状態をつくっておくことが大切です。
わたし自身もチームで動く際には、
「この点だけはぶらさずに考えよう」
と、目的を繰り返し共有するよう心がけています。
たとえば、お客様にサービスを提案する場面では、
本来であればお客様のニーズに合った提案をすることが前提のはずです。
ところが、いつの間にか自社や
個人のメリットが優先されてしまうケースがあります。
・自分の売上を伸ばすために、利益率の高い商品ばかり提案する
・まだ迷っているお客様に対して、メリットだけを強調してすすめる
・予算達成を優先した提案になっている
・お客様からいただいている、売上につながりにくい相談を後回しにしてしまう
こうした行動に心当たりはないでしょうか。
その結果として、
お客様からクレームを受けたり、信頼を損ねたり、
リピートにつながらなくなったりすることもあります。
目的からずれた行動が見られたときは、
頭ごなしに指摘するのではなく、
本来の目的に照らして一緒に振り返ることが大切です。
たとえば、
「取引先の〇〇社への提案について話をしたいんだ。
そもそもお客様は、低価格の商品を要望していたよね。
でも今回の提案はそれにかなっていないようだけど、どうかな?
それによって、お客様からの信頼を失い、
〇〇社と今後の取引を失う可能性もあるよね。
本来の日的である『日の前のお客様と生涯のお付き合いを目指す』
という点から外れていると思うけど、どうだろうか?」
というように問いかけてみます。
大切なのは、正しさを押しつけるのではなく、
目的に立ち返りながら一緒に考えることです。

◼️行動と目的を結びつけながら振り返る
フィードバックをするときは、
次の流れで進めると伝わりやすくなります。
1 とった行動と、その影響を振り返ってもらう
2 本来の目的や理念に沿っているかを確認する
3 今後どうしてほしいかを伝える
また、一方的に答えを伝えるのではなく、
本人に考えてもらうための問いかけも大切です。
たとえば、
「いま、行おうとしている決断と行動は、
本来わたしたちが目指していることや理念に合っているのだろうか?」
「もう一度、大切にしている考え方や指針に合っているのか振り返ろう」
と問いかけることで、自ら気づくきっかけになります。
とくに管理職やリーダーの立場にある人には、
チームの方向性を整えるためのフィードバック力が求められます。
チームが目指すゴールから外れないようにするためにも、
日頃から目的を共有し、必要なタイミングで
振り返る機会をつくっていきたいものですね。

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