日付:2026年06月1日
◼️フィードバックをもらいやすい雰囲気を自らつくる
年次が上がったり、役職に就いたりすると、
周囲から率直なフィードバックを受ける機会が
少なくなることがあります。
でも、フィードバックが届かなくなると、
自分と周囲との認識にズレが生じたり、
気づかないうちに問題が大きくなってしまったりすることも
あるかもしれません。
だからこそ、キャリアを重ねるほど、
周囲が意見を伝えやすい雰囲気を
自らつくっていく必要があるのです。
ある若手の女性から、
こんな話を聞いたことがあります。
自分より年上で経験も豊富な相手に対して、
「これは伝えたほうがよいのではないか」
と思うことがあり、
勇気を出してフィードバックをしたそうです。
ところが返ってきたのは、
「あなたが、わたしに意見を言うの?」
という攻撃的な言葉でした。
彼女は、キャリアの違いはあっても
仕事上は対等なパートナーだと考えていたため、
とても驚いたと話してくれました。
せっかく相手が勇気を出して伝えてくれたにもかかわらず、
このような反応をしてしまうと、
「もう何も言わないほうがいい」
と距離を置かれてしまう可能性があります。
とくに、立場が上がるほど
周囲は意見を言いづらくなるため、
率直な意見を届けてくれる人の存在を
大切にしたいところです。

◼️率直な意見を歓迎する姿勢を示す
年次や役職を重ねるにつれて、
フィードバックを受ける側よりも
伝える側になることが多くなります。
それでも、フィードバックを受ける場面では、
相手の立場に関係なく、
フラットで素直な姿勢を心がけたいですね。
わたし自身も、立場上、
よいことばかりを言われる機会が増えるため、
本音で意見を伝えてもらえることの
ありがたさを日々感じています。
だからこそ、フィードバックをもらえたときには、
「本当にありがとう。率直に伝えてくれる
Rさんのような存在には、いつも助けられています」
と感謝を伝えるようにしています。
その一言があるだけでも、
「また何かあれば伝えてみよう」
と思ってもらいやすくなるでしょう。
フィードバックを受けやすい環境は、
自然にできあがるものではありません。
だからこそ、「フィードバックは歓迎です」
と自ら意見を求める姿勢を示していくことが大切です。
周囲の声に耳を傾ける意識を忘れずに、
よりよい関係づくりや成長に
つなげていきたいものですね。

『すごいフィードバック 心が動き、行動が変わる!』
(かんき出版)好評発売中!





