日付:2026年05月1日
◼️感情ではなく、リクエストとして伝える
「上司の指示がコロコロ変わり、対応に困ってしまう」
そんな悩みを感じたことはありませんか?
わたしのもとにも、部下の立場の人から
同じような相談が寄せられることがあります。
こうした状況が続くと、
現場で対応する側の負担も
少しずつ大きくなっていくものです。
ただ、お話を伺うなかで、
上司に対する期待が高くなりすぎているのかもしれない、
と感じる場面も少なくありません。
上司であってもひとりの人ですし、
かならずしも十分なマネジメント経験を
積んでいるとは限りません。
だからこそ、
部下の側からのフィードバックが、
関係性や仕事の進め方を
整えるきっかけになることもあります。
ネガティブな内容を伝える際は、
相手を感情的に責めるのではなく、
「どうしてほしいか」
をリクエストの形で伝えることがポイントです。
・伝え方の例
×感情的に非難する
部下
「こんなに指示がコロコロ変わるのは、どうしてですか?」
部下
「なぜ、何のために行うのかわからない指示を出すのですか?」
◎どうしてほしいのか具体的に言葉にする
部下
「この指示に関しては変更が3回目です。
途中までやりかけて、直すということを繰り返しているので、
今回の変更が最終決定でよろしいでしょうか?」
部下
「2日前の変更では、
スケジュールの調整もしなければならず、
ほかの業務にも支障が出てきます。
せめて5日前までにお願いできないでしょうか?」

◼️状況と要望を落ち着いて言葉にする
伝える際には、
「自分がどのような状況にあるのか」と
「相手にどうしてほしいのか」を
セットで言葉にすることが大切です。
このように整理して伝えることで認識のズレが減り、
スムーズに進めやすくなります。
また、同じことが何度も繰り返されている場合には、
「このようなことが何度もあるので、わたし、本当に困っているんです」
とあなた自身の気持ちを伝えることも、ひとつの方法です。
その際も、相手を責めるのではなく、
あくまで状況の共有として
落ち着いて伝えることを意識してみてください。
指示の出し方や受け取り方は、
やりとりを重ねるなかで少しずつ整っていくものです。
まずは、事実とリクエストを分けて伝えることから
始めてみてはいかがでしょうか。
こうした一つひとつのコミュニケーションを大切にしながら、
チームの連携を深め、組織全体の力を高めていきたいものですね。

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