-COLUMN-

目上の相手にお礼や要望をどう伝える? 敬意が伝わるフィードバック術

日付:2026年02月10日

◼️言葉の選び方に気を配る

 

自分よりスキルやキャリアのある相手に

フィードバックを伝える場面では、

どのように話せばよいか迷うことも多いのではないでしょうか。

 

とくに目上の人に対しては、

内容だけでなく言葉の選び方も大切になります。

 

たとえば「さすがですね」という言葉は、

本来は目下の人を評価するニュアンスを含む表現です。

 

気にしない人もいる一方で、

部下から言われると違和感を覚える人もいるかもしれません。

 

目上の人へポジティブなフィードバックを伝えるときは、

次のような言い方のほうが受け取られやすくなります。

 

◎部下「Uさんの仕事の進め方は、わたしも参考にしたいです」

◎部下「以前教えていただいたことが、とても学びになっています」

◎部下「いまのお話は、今後に活かせそうです」

◎部下「こういう表現もあるのだと勉強になりました」

 

同じ内容でも、表現次第で印象は大きく変わります。

相手への敬意が伝わる、

正しい言い方を心がけることが大切です。

 

 

◼️意向を伺いながら改善点を伝える

 

改善点に触れる場合は、

相手の自尊心に配慮した伝え方が求められます。

 

経験のある相手に対して

「こうしてください」と言い切ってしまうと、

関係がぎくしゃくしてしまうこともあるでしょう。

 

そのような場面では、

意見を確認する形にすると伝わり方がやわらぎます。

 

「ここはこうしたほうがよいかと思ったのですが、いかがでしょうか?」

「この進め方にすると、もう少しスムーズになるかもしれません。どう思われますか?」

「このケースは、このままでもよいかと感じたのですが、どうでしょうか?」

 

このように「いかがでしょうか?」と問いかける形にすることで、

相手のプライドを刺激せずに意見交換がしやすくなります。

 

フィードバックの場面だけでなく、

日頃から丁寧な言葉遣いを意識しておくと、

不要な摩擦も起こりにくくなるかもしれません。

 

些細な言葉の工夫を積み重ねて、

お互いを尊重し合える関係づくりに

つなげていきたいものですね。
 
 

 

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