日付:2026年01月20日
◼️気を遣いすぎず、シンプルに伝える
部下に改善点を伝えたいだけなのに、なぜか表情が曇ってしまった。
そんな経験はありませんか?
ネガティブフィードバックは、
伝え方ひとつで相手の行動を止めてしまうことも、
前に進ませることもあります。
とくに、メンタルが弱い部下にフィードバックをするときほど、
言葉選びに悩んでしまうものです。
ただ、必要以上に配慮しすぎた表現は、
かえって相手に負担を与えてしまうこともあります。
直してほしい点がある場合は、
遠まわしな言い方よりも、短く要点を伝えたほうが
受け取りやすいケースも少なくありません。
× 上司
「Hさんは、いつもがんばってくれて、こんなことも助かっているよ。
でも、こういうところも気をつけたほうがよくて…
別に責めているわけではないけれど…できればお願いできるかな」
◎ 上司
「今後、こういうふうに直してもらえるかな」
このように、シンプルな伝え方のほうが、
相手に余計な不安を与えずに済むこともあります。
また、言葉の内容だけでなく、
声のトーンにも気を配りたいところです。
大きな声や強い口調にならないよう意識するだけで、
受け取り方はずいぶん変わってきます。

◼️言い出しにくい人には、具体的に道筋を示す
メンタルが弱い人ほど気を遣いやすく、
質問や相談をためらい、
ひとりで抱え込んでしまうことがあります。
そのため、日頃から声をかけておくことが大切です。
◎ 上司
「Iさん、今回こういうことがあったけれど、今後はこうしようか。
もし、困ったことやわからないことがあったら
遠慮なく聞いてね。相談に乗るよ」
◎ 上司
「どうかな? これはできそう?」
このように、「困ったら言ってね」
と言われるだけでは動き出せない人もいます。
とくに、新入社員の場合に起こりがちです。
そんなときは、時間やタイミングを具体的に示すと、
「いまなら聞いても大丈夫」と感じてもらいやすくなります。
小さな安心を積み重ねて、
少しずつ相手の自信につなげていきたいものですね。

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