日付:2025年12月1日
◼️リアクションが少ない相手には「はい・いいえ」で答えられる質問が有効
職場でフィードバックをしていても、
相手の表情が変わらず、うなずきも返ってこない…。
手応えがまったく感じられない…。
「これ、本当に伝わっている?」
と不安になることはありませんか?
こういったとき、ちょっとした工夫で
コミュニケーションが前に進むことがあります。
反応が薄い相手には、
まず 答えやすい質問から始めてみましょう。
上司
「いまお伝えしたことを聞いて、どう感じたかな?
正直に話してもらって大丈夫だよ」
部下
「いえ…別に…。とくにないです…」
上司
「ここまでの内容は、理解できたかな?
どうだろう? わかってくれたかな?」
部下
「はい」
このように、「はい・いいえ」で答えられる形 にすることで、
最低限の反応を引き出しやすくなります。
さらに相手にリアクションを求めるときや、
意見を聞きたい場合には、
「◯◯さん自身の考えも、少し聞かせてもらえるかな?」
と、やわらかく促してみるのもひとつの方法です。
また、反応を引き出すのに時間がかかるタイプもいます。
質問を投げかけたあとは、少し待つ余裕を持つとよいでしょう。

◼️こちらの気持ちを丁寧に伝えて反応を促す
リアクションがほとんどない相手と向き合うと、
話す側も疲れてしまいます。
フィードバックの最後に、次のようなひと言を添えてみてください。
◎上司
「少しわかりづらいかな? どこまで伝わっているか知りたいので、
何かしら反応を返してくれると助かるよ」
◎上司
「無反応だと、こちらも『伝わっていないのかな…』
『聞いてもらえているのかな…』と不安になってしまう。
だから、簡単なリアクションでいいので返してほしいんだ」
この段階では、「笑顔で」「相槌はこうして」など
細かい反応を指定する必要はありません。
まずは 「何でもいいので反応を返してほしい」と伝えることが第一歩です。
それでも難しい場合には、
「せめて『はい』『そうですね』のような相槌だけでもお願いできるかな?」
とシンプルな依頼に切り替えるのも効果的です。
反応が薄い人は、
日常的にリアクションが少ない傾向があります。
普段の会話から少しずつ練習していくのも、
長い目で見れば大きな助けになるでしょう。
焦らず、感情的にならず、
根気強く伝え続ける姿勢が、関係改善への近道です。
ゆったりした気持ちで相手に寄り添いながら、
信頼を深めていきたいものですね。

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