-COLUMN-

相手のよいところをフィードバックで伝えたいとき

日付:2025年09月20日

◼️信頼関係を深める言葉をかける

 

職場でフィードバックをする際、

仕事に関することに限られてはいませんか?

 

「相手のよさに気づいていても、つい心のなかで終わってしまい、言葉にできていない…」

そういった経験は誰にでもあるものです。

 

相手のよさを伝えるときに大切なのは、仕事のスキルだけではありません。

 

その人自身の性格や存在を認め、リスペクトする言葉をかけることで、

信頼関係がいっそう深まります。

 

たとえば、「素直さ」が魅力的だと思う相手に伝える場面では、

次のような言い方ができます。

 

上司

「Cさんの素晴らしいところは、その素直さだね。

誰かから『ここを改善したほうがいいよ』と耳の痛い指摘を受けても、

『そうだよね、たしかに…』と自分を振り返り、きちんと受けとめられる。

その姿勢は、本当に素晴らしいと思うよ」

 

Cさん

「ありがとうございます。とても励みになります」

 

このように、「◯◯だから、ここがいい」と理由を添えて伝えることが大切です。

「自分のことをしっかり見てくれている」

「チームの一員として認めてくれている」

と感じられるように、できるだけ具体的に伝えるようにしましょう。

 

 

◼️その人のよいところを言葉で伝える

 

「いいところを伝えたいと思っていても、照れくさくて黙ってしまう…」

そんな経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。

 

誰にとっても、自分の性格や

持ち味を認めてもらえることは嬉しいものです。

 

その人の「ありのまま」を受け入れて承認することは、

存在そのものを肯定することにつながります。

これは職場だけでなく、家庭や日常生活のあらゆる場面でも大切なことです。

 

たとえば、子どもに対してもこう伝えてみましょう。

「Bちゃんは、物事をポジティブに考えられるから、まわりを明るくしてくれるよね」

「友だちが困っているときに、すぐ声をかけてあげられる優しさがあるね」」

 

このように、わが子にも日頃感じていることを素直に伝えてみてください。

そうすることで、子どもは自分でも気づいていなかった長所に

目を向けられるようになります。

 

性格や存在を認める言葉は、信頼と安心を育む種になるものです。

意識して声に出すことで、周囲との関係もより温かく深まっていきます。

 

フィードバックを通じて互いを認め合うことで、

職場も家庭も安心感に満ちた場所へと変わっていきますよ。

 

ぜひ、身近な人のよいところに目を向けて、言葉にして伝えていきましょう。

 

 

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