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2020.1.7

断る勇気をもって、都合のいい人から卒業しよう

■依頼された仕事は一度見直す

あなたは自分の仕事や、やらなくてはいけないことを犠牲にしてまで誰かの仕事を引き受けたりしていませんか?
NOと言えないのは、日本人の特徴とも言われていますが、何かをお願いされたとき、あなたが本当にやらなくてはいけないことなのか、改めて考え直すことをおすすめします。

いい人ではなく、都合のいい人になっていませんか?

■心配や恐れの感情は自分の思い込み

ある30代の女性からの相談です。
彼女は事務の仕事をしているのですが、他部署の人からもいろいろと頼まれごとをされると、断ることができないそうです。
ただ、自分の仕事以外に、ほかの人の仕事も引き受けている分、負担が増えて厳しいとのこと。
詳しく聞くと、本来依頼してきた人たちが自分でしなければいけないことばかりで、彼女がしなくてもいい仕事まで引き受けていることがわかりました。

この状態が続くことが厳しいと感じるのなら、引き受けずにお断りするということも必要ではないかと彼女に伝えたところ、
「人から頼られているのに、断ることはできません。わたしがやらなくなると誰もやらないから」
という返事でした。

でも、さらに詳しく話を聞くと、彼女が不安に感じていた理由はほかにありました。
断ってしまうと、「相手から嫌われるのではないか」「評価に響くのではないか」ということを気にしていたのです。
頼られていて断りにくいということももちろんあるかもしれませんが、心配や恐れの原因をしっかり把握し、その感情を見つめなくては根本の解決にはなりません。

わたしは、「もしあなたがお願いされたことを断ったとしても、評価に響くとは限らないし、断ったことが原因で職場の人間関係が悪くなるとはいえませんよ」と伝えました。そもそも、恐れの感情は自分が作り出している思い込みなのです。

いい人ではなく、都合のいい人になっていませんか?

■都合のいい人から卒業しよう

誰でも、人から頼りにされるとうれしいものですよね。
わたし自身も、お役に立てることなら進んで手を貸したくなるタイプなので、彼女の気持ちはわかります。

でも、引き受けてしまったことを後悔する気持ちが湧いてくるなら、話は変わってきますよね。
「どうして引き受けてしまったんだろう」という気持ちではなく「人の役に立ててよかった」と思えているかどうかが、大切なポイントです。

もし、「引き受けなきゃよかった」という気持ちがあるのであれば、お断りする勇気を持ちましょう。
依頼してくる人は、お願いすればなんでも協力してくれる人、もしかするとあなたのことを都合のいい人と思っているかもしれません。

ストレスを抱えながら仕事を引き受け続けるのは、精神衛生上もよくありません。
お断りする勇気を持って、都合のいい人から卒業しましょう。

いい人ではなく、都合のいい人になっていませんか?

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