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2019.10.29

「いい人」より「信頼できる人」を目指そう

■相手に合わせていい顔をするのはやめよう

あなたのまわりに「いい人」はいませんか?
ただし、ここで言う「いい人」とは、“人にいい顔をする人”のこと。
波風を立てないよう、「他人がどう思うか」を基準に、相手に合わせていい顔をする人のことです。

一方、信頼できる人とは、“人といい関係を築くことができる人”のことです。こういった人は、相手のことを尊重しながら、自分の意見を主張することもできます。
まわりのことを考えながらも、「自分がどう思うか」という自分の軸を持っています。
この「信頼できる人」こそ、本当の意味で「いい人」だと思いませんか?

わたしは、講演や研修を通して、年齢や立場の異なるさまざまな人々に日々お会いしています。そうすると、なかには心から「いい人だな」と感じる人がいます。でも、だからこそ、「いい人でいよう」と無理をしている人も目についてしまうのです。

「いい人」より「信頼できる人」を目指そう

■「いい人」を演じていませんか?

なぜ、たいていの人は「いい人」を演じてしまうのでしょうか?
それは、「嫌われたくない」「傷つきたくない」という自己防衛の意識を少なからず持っているからです。
「誰からも好かれたい」という思いは、多くの人が抱いています。

「評価を下げられたくない」という思いで、他人に合わせる人もいるでしょう。
たとえば、職場で先輩や上司がAという意見を言い、自分はBという意見を持っていたとします。
でも、「先輩や上司に反論すると印象が悪くなるのではないか…」と思うと、言えなくなってしまいますよね。

でも、残念ながら、「言わない」ことで、評価が高くなることはないでしょう。
Bの意見がいいということを、理由を含めて説明できたときのほうが、まわりから評価される可能性が高くなります。
「そちらのほうがいい案だね。言ってくれてありがとう」と結果的に信頼されるかもしれません。
また、意見自体が通らなくても、新しい視点のアイデアを発想し、主張できる人物だと評価されたりすることもあるはずです。
何も言わない「いい人」を演じるよりも、まわりの人たちは、相手のことを尊重しながら、自分の意見を主張できる「信頼できる人」を求めているのです。

「いい人」より「信頼できる人」を目指そう

■相手を尊重しながら、自分の意見もしっかり伝えよう

いい人を演じれば演じるほど、まわりからは、思い通りに動いてくれる便利な人だと思われてしまうことがあります。

「そうですよね、わたしもその通りだと思います」「そのお気持ち、よくわかります」と相手の意見に同意したり、気持ちに共感するのはいいのですが、誰の意見に対してもそんな発言をしていると、まわりからは調子の「いい人」だと思われてしまいます。
「誰にでもいい顔をする人」というレッテルを貼られてしまうことにもなるのです。

「◯◯さんはこう考えていらっしゃるんですね。わたしは、こういう理由で△△だと考えています」と相手の意見を尊重しながら、自分の意見を伝えられると、「この人は自分の軸を持っているんだな」と評価してもらいやすくなります。

相手を尊重しながら、上手にYES/NOを言える「信頼できる人」を目指したいものですね。

「いい人」より「信頼できる人」を目指そう

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