日付:2026年04月1日
◼️フィードバックが逆効果になることもあると理解する
「能力は高いのに、なぜか周囲との関係がうまくいかない…」
そういったクラッシャーの動きをする人に、
どう関わればいいのか悩んだ経験はありませんか?
たとえばMさんは、聡明で仕事もでき、面倒見もよい女性です。
一方で、相手を敵だと感じた瞬間に強い言葉で追い詰めてしまったり、
関係を断ってしまったりする傾向が見られます。
こうしたタイプの人は、
ネガティブなフィードバックを受けたとき、
防衛的になりやすい面があります。
そのため、いきなり指摘をするのではなく、
まずは相手の価値や強みに目を向けた言葉から伝えていくとよいでしょう。
たとえば、
「Mさん、リーダーシップを発揮してくれて助かっています」
と日頃の貢献を伝えたうえで、
「最近、会議でメンバーの意見を最後まで聞かずに、
反論する姿が気になっています。
意見を言いにくく感じる人もいるかもしれないので、
最後まで聞いてもらえるとありがたいです」
というように、具体的かつ率直に伝えていきます。

◼️無理に変えようとせず、伝え方と距離感を工夫する
それでも相手が反発する場合、
さらに説得しようとすると関係がこじれてしまうこともあります。
そのようなときは、
「そう感じさせてしまいましたか…。
今後一緒にやっていくためのリクエストとしてお伝えしました」
と意図を伝え、それ以上フィードバックをしたり、
踏み込んだりしないという選択も重要です。
やりとりを重ねても、
なかなか折り合いがつかないケースもあります。
もどかしさを感じる場面もあるかもしれません。
ただ、すべてが話し合いで解決できるとは限らないのも、
現実のひとつです。
だからこそ、相手を変えようとするよりも、
伝え方と距離感を整えることが、
よりよい関係への一歩になります。
相手のタイプに応じて、
コミュニケーションの取り方を
柔軟に切り替えていけるといいですね。

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