日付:2022年04月20日
■パワハラにあわないためにも記録をしっかり残しておく
新年度が始まり少しずつ仕事にも慣れてきて、やりがいとともに疑問が出てくることもあるのではないでしょうか。
たとえば、言うことがコロコロ変わっているのに、本人はそれを自覚しておらず、ぐいぐい意見を押しつけてくるというケースは意外と多いもの。
ただ、これが上司の場合となると、業務に支障をきたしてしまうこともあります。
「言った」「言わない」のやりとりだけでは、お互いにストレスを感じてしまうものです。
揉めてパワハラにあわないためにも、言われたことはその場で確認したうえで、記録に残しておきましょう。
■あらかじめ意識しておきたい対策2点
実際に対策をしておく場合、次の2点はかならず意識してください。
① 話をするときに記録をとるようにする
話をしたときには、その内容を記録に残すこと。
上司や関係者にも、打ち合わせのたびにメールで議事録を添付し、内容を共有しておいたほうがいいでしょう。
そうすれば、何かあったときに該当日の打ち合わせのメール・議事録を持ち出して確認ができます。
② 変更も想定しておく
考えがコロコロ変わってしまう人を相手にする場合、いちいち腹を立てても仕方がありません。
何かあったときに、こちらのせいにならないための対応策だけは用意しておき、冷静に対応しましょう。
たとえば、追加で変更があったときには
「先日◯◯というように変更があったことを、××に変えるということですね」
と、事前に決まっていたことも含めて確認したほうがいいでしょう。
本人が忘れている分、思い出すきっかけをつくることができます。
感情的になることよりも、過去のやりとりの証拠を残し、こちらに責任が飛び火したりパワハラにあわないような対策を立てるのが得策です。