-COLUMN-

嫌なことがあったとき気分転換できる、自分のための「即興アンガーマネジメント」

日付:2022年05月20日

■行動や時間別に気分転換メニューをつくろう

新芽がキラキラと輝く気持ちのいい5月も、後半にさしかかってきました。
嫌なことがあっても、溜め込んで誰かに八つ当たりをしたり、ぶちまけたりしないよう、日頃から上手に気分転換したいものですね。

イライラしたときや、落ち込んだ気分を変えるには、何かしら行動するメニューをつくっておくのが得策です。
落ち込み具合がひどいときには、「軽いストレスのときにはこうする」「取り組むと気分が上がる」「ラクになる」といったように、気分転換したいストレスの度合いによってメニューを決めておきましょう。

10分でできること、30分でできること、1時間でできること、半日、1日と、時間を分けてメニューをつくり、書き出して用意することもおすすめです。

 

■日頃から手軽な気分転換を取り入れる

講座で受講生の方々に、
「これに取り組んだらリフレッシュできたというものや、リラックスできる方法を教えてください」
と聞くと、出てきたとしても1〜2個で、半数くらいの人は何も出てきません…。
もう少しバリエーションを増やせるといいですね。

ちなみに、ドライブ、マッサージ、スポーツ観戦、映画鑑賞、アロマ…といったものがよく出てきます。
ほかにも、
・ウォーキングで1駅分歩いてみる
・短めの映画を観る
・おいしいコーヒーを淹れる
・家で料理をする
・ストレッチをする
というようなこともいかがでしょうか。

梅雨時期になると気分も沈みがちになります。
その前に、自分の取り扱い説明書のような、あまり負荷のかからないものから取り組んでいけるといいですね。

 

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