-COLUMN-

嫉妬をいちいち気にしない! 実力を磨いて突き抜けよう

日付:2021年02月19日

■嫉妬してくる相手にできることは何もない

『出る杭は打たれる』と、昔からよく言われていますが、あなたにもそういった経験はありませんか?

たとえば、陰で悪口を言われたり、わざと足を引っ張る行為をされたとき、あなたはどう対処しているでしょうか。

がんばっていればこそ「どうしてわたしが…」「こんなにがんばっているのに…」と悲しい気持ちになって、落ち込んでしまうかもしれません。

わたしも以前、人から嫉妬された経験があります。
そのときは、「わたしが何かしてしまったのかな」と思い悩んでしまいました。

でも、これは嫉妬している人自身の問題で、嫉妬される人が、相手に対して何かをしたわけでも、何かをしてどうにかなるものでもありません。
こちらができることは何もないのです。

そもそも嫉妬は、自分ではできないことをしていたり、自分よりも相手が恵まれていることがうらやましいという思いから湧くものです。
それは、こちらの手でどうにかなるものではありません。

 

■じつは男性の嫉妬のほうが怖い

嫉妬は嫉妬でも、じつは男性と女性の嫉妬ではタイプが異なります。
女性のほうが、嫉妬深いイメージがあるかもしれませんが、わたしは男性の嫉妬のほうが怖いと感じています。

なぜなら、男性は女性以上に、名誉やプライド、社会的地位にこだわっているからです。
自分の地位や権力が脅かされるような相手には、容赦なく足をひっぱるような行為をします。ひどいケースでは、相手を社会的に抹殺しようとさえ考えるのです…。

では、男性から嫉妬された場合、どう対処するといいのでしょうか。
ひと言で言えば、相手の自尊心を傷つけないようにすることです。
「あなたの敵ではない」ということを理解してもらうようにしましょう。
そのほうがいい関係性を築けるはずです。

 

■敵ではないという姿勢で接する

以前、同業の男性講師に「クライアントからの指名も多くて戸田さんはいいよね」と嫌味を言われたことがありました。

わたしは「◯◯さんにそう行っていただけて光栄です。◯◯さんの研修もとっても評判がいいと聞いています。勉強させていただきたいことばかりです」と、あえて伝えて、敵ではないという姿勢を見せるようにしました。

また、実力が伴わなければすぐに足をすくわれてしまうため、実力磨きも常にするようにしていました。
そのくらい男性からの嫉妬に注意していたと言っても、過言ではありません。

それに対して、女性の嫉妬は、感情的な面が大きく、「あの人が嫌い!」と意地悪をする程度のものです。
静観するくらいの気持ちで、何もせず、聞き流すほうがいいですね。
そうしているうちにやがて自然と収まっていくはずです。

 

■嫉妬に巻き込まれない自分になる

いずれにしても、男女に関わらず、あなたが嫉妬されたときに大切なことは、相手の嫉妬に巻き込まれず、戦わないこと。

相手のことを気にしすぎたりせずに、自分自身のすべきことに集中しましょう。
実力を磨くほうに気持ちを向けましょう。
磨き続けて、相手からの嫉妬の被害が及ばないところまで、あなた自身が突き抜けてしまえばいいのです。

そう考えて行動し続けたほうがずっと建設的だと思いませんか。