日付:2021年07月20日
■まわりからのイメージに合わせた言動はしない
「◯◯さんは、本当に真面目だよね」
「あなたは楽天的だね」
「◯◯さんって、明るいね」
と、人からあなたに対してのイメージを言われることはありませんか?
そんなとき、
「真面目だと思われているから、そう振る舞わないといけない」
「休んだりしたら、イメージが崩れてしまう…」
と無理をしてイメージに合うように行動してしまったり、落ち込んでいるときでも
「明るくしていなくちゃ」
「悩んでいるなんて、『らしくない』と思われてしまう…」
と、周囲からのイメージに合った言動をしようとして、疲れてしまうことはないでしょうか?
■相手の持つイメージに振り回されない
まわりからのイメージが、あなたにとって意に沿うものであればいいのですが、
「そう思われるのは心外だなぁ…」
「そんなふうに思われているのはイヤだな…」
と思うものなら、考えものです。
相手から
「あなたってこういう人だね」
と言われて
「そうは見られたくない」
と感じたとき、相手の持っているイメージを書き換えるために、あえてイメージとは違う行動をしてしまうこともあるかもしれません。
真面目すぎると思われないよう、わざと言葉を崩してみたり、あえて失敗談を話すといったことはよく聞きます。
このくらいならまだいいのですが、まわりの人が引いてしまうような自虐的な話をしたり、親しみやすく見られるためにと、下世話な話をしてしまうのなら、これは要注意です。
どんどん自分の評判を下げてしまうことになるからです。
■ありのままの自分でコミュニケーションを!
逆に相手のイメージに合わせて、本来の自分とは違うキャラクターを演じてしまっては、本末転倒です。
「こんなことを言ったら、相手はがっかりするだろうし、悲しむかもしれない」
「わたしが全部してあげたほうが、喜ぶだろうな」
相手の期待通りの言動を繰り返して、自分の本心を見てみないフリしていると、結果的にありのままの自分でコミュニケーションをとることができなくなってしまいます。
相手があなたに対してどのようなイメージを持っているのかは、その人の自由です。
でも、だからといって、相手が抱いているイメージを覆す言動をする必要はないのです。
無理のないあなた本来の振る舞いをすることで、より気持ちよく生きていくことができますよ。
だからこそ、相手の期待感を満たすことだけにとらわれず、人からどう思われるかを気にしすぎないこと。
「こう振る舞わなければよかった…」といった、後悔が残るようなコミュニケーションは、しないようにしていきたいですね。